女子バスケットボール 町田 瑠唯(まちだ るい)選手 東京オリンピックを目指して!
女子バスケットボールの町田 瑠唯(まちだ るい)選手をご存知ですか?
いよいよ来年に迫った東京オリンピックですが、既に開催国枠で出場権を得ている女子バスケットボールの活躍が期待されています。
町田選手も日本代表として戦った、前回のリオデジャネイロオリンピックでは、世界ランク16位の日本チームは準々決勝で優勝したアメリカに敗れはしましたが、見事な戦いぶりでグループリーグを突破し、ベスト8進出を果たしました。
私もテレビで観戦していましたが、グループリーグでランク上位の対戦国を次々と撃破していくさまは本当にかっこよくて感動しました。
東京オリンピックでの活躍が期待される日本女子バスケットボールの町田 瑠唯(まちだ るい) 選手の紹介をします。
目次
経歴
(小学校・中学校)
町田 瑠唯(まちだ るい、1993年3月8日 - )選手は、北海道旭川市出身の現在26歳です。小学2年生のときに旭川市内のバスケットチームに入り、仲間と練習に励み、小学6年生のときに全道2位になっています。仲間と共に進学した旭川市内の中学校では、全国大会に出場しました。
(高校)
高校は、北海道の女子バスケットボールの名門 札幌山の手高校に進学し、高校3年生のときには、主将として、高校総体、国体、高校選抜を制し、3冠を達成しています。
(実業団)
卒業後は、バスケットボール女子日本リーグの富士通レッドウェーブに所属し主将として活躍しています。
ルーキーシーズンの2011-12シーズンは、レギュラーシーズン27試合に出場し、1試合平均3.3アシストを記録。Wリーグルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞。
Wリーグ2014-15シーズンは、アシスト数でリーグ1位の成績を残し、リーグベスト5に初選出されました。富士通にとって7シーズンぶりのファイナル進出にも貢献。
(日本代表歴)
町田選手は、下記のとおり各年代の日本代表選手として活躍しています。
2010年 U-18アジア選手権 準優勝
2011年 U-19世界選手権 7位(ベスト5、アシスト王)
2014年 仁川アジア大会 3位
2015年、アジアカップ(武漢)(兼リオデジャネイロオリンピックアジア予選)優勝
2016年 リオデジャネイロオリンピックベスト8
2018年 ワールドカップ 9位
人柄
町田選手の身長は162センチメートルで、高身長の選手が揃うバスケットボールでは小柄な選手です。
町田選手は、「私の武器はスピードとパス。それをさらに磨くため、朝練をしたり、寮の近くの坂道を駆け上がったりして鍛えました」と話しています。
現在、所属している実業団チーム 富士通レッドウェーブでは、主将を務めていますが、「本当は人をまとめたり、人前に出たりするのは苦手なんです」と控えめな一面があるとのことです。でも、ひとたびコートに出ればチームを統制するポジションで手腕を発揮するところがかっこいいですね。
「バスケの魅力は最後まで勝負が分からないところ。勝っていても気を抜けないし、負けていても挽回の可能性があります」とバスケットボールの魅力を語り、「背が低くても諦めることはありません。バスケが好きなら、自分の得意な部分を見つけて楽しんでやってほしいです」と故郷の子供たちを応援しています。(出典:旭川市広報誌 あさひばし 平成28年5月号「インタビュー バスケットボール選手 町田瑠唯さん」から)
ポジション
バスケのポジションは大きく分けて5つ(①ポイントガード、②シューティングガード、③スモールフォワード、④パワーフォワード、⑤センター)あり、
町田選手のポジションは①のポイントガードです。
司令塔ポジションで、チームで一番ドリブル力、ボールキープ力があり、そこからのパスさばきが上手な選手が務めることが多いです。
コート上のコーチの役割を担っているので、リーダーシップの資質も求められるポジションです。
日本代表のライバル
町田選手は、これまで日本の司令塔を長きにわたって務めていた吉田亜沙美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)の後継者として期待されています。
東京オリンピックに出場するためには、日本代表選手に選ばれる必要がありますが、町田選手のポジション(ポイントガード)のライバルとしては、本橋菜子選手(東京羽田ヴィッキーズ)や藤岡麻菜美選手(JX-ENEOS)、渡邉亜弥選手(三菱電機コアラーズ)、三好南穂選手(トヨタ自動車アンテロープス)など強力な選手がいて、代表選出に向けてしのぎを削っています。
日本代表選考に向けて
先日、9月24日から29日にかけてインドのバンガロールで開催される「FIBA 女子アジアカップ 2019」の日本代表が決まり、町田選手は見事に代表選出されました。ポイントガードは、町田選手の他に、本橋選手と渡邉選手が選出されています。
是非、町田選手には、この「FIBA 女子アジアカップ 2019」で大活躍して、来年の東京オリンピック代表選考に向けて頑張ってほしいです。
そして、東京オリンピック本番での活躍を期待しています。
【関連サイト】
卓球 伊藤美誠選手 東京オリンピックを目指して!
こんにちは、私は、スポーツ観戦が大好きで、アスリートの方々の活躍をブログで発信して応援していきたいと思います。
まずは、私の大好きなアスリート 卓球の”伊藤美誠”選手です。
2020年東京オリンピックまで、いよいよ1年間を切りました。
卓球女子の伊藤美誠選手もオリンピック出場を目指して国際大会で頑張っています。
伊藤美誠選手は、卓球トップクラスの中国選手との試合で、いつも期待を持たせてくれる素晴らしい試合を行ってくれるので、一番観戦するのが好きな卓球選手です。
日本には、伊藤選手の他に、石川佳純選手や平野美宇選手など、とてもレベルの高い選手が揃っており、競争は激しいですが、是非、オリンピックに出場して活躍してほしいです。
目次
東京オリンピックの選考基準
女子シングルスの日本代表選考基準ですが、2020年1月発表の世界ランキング上位2名が選出されます。
伊藤選手の世界ランキングは、2019年8月時点で8位です。
同じく日本代表を競っている石川佳純選手は世界ランク6位で日本選手で一番目ですので、現在、伊藤選手は石川選手に次いでランク2番目です。
現在の日本人ランク3番目は、世界ランキング10位の平野美宇選手ですが、今後行われる国際大会の戦績によりランクは変動するので、日本代表争いは、本当に目が離せない状況です。
【世界ランキング※2019年8月】
1位 陳 夢(中国)
2位 丁 寧(中国)
3位 朱 雨玲(中国)
4位 王 曼昱(中国)
5位 劉 詩文(中国)
6位 石川 佳純(日本)
7位 孫 穎莎(中国)
8位 伊藤 美誠(日本)
9位 鄭怡静(台北)
10位 平野 美宇(日本)
17位 佐藤 瞳(日本)
20位 芝田 沙季(日本)
26位 加藤 美優(日本)
32位 橋本 帆乃香(日本)
34位 早田 ひな(日本)
44位 長﨑 美柚 (日本)
52位 木原 美悠(日本)
61位 安藤 みなみ(日本)
73位 森 さくら(日本)
75位 塩見 真希(日本)
伊藤選手の近況
世界ランキングは、世界各地で行われる国際卓球連盟(ITTF)が主催する国際大会での成績が大きく影響して決まります。(伊藤選手の最近の戦績は下記の「最近の伊藤選手の戦績」のとおりです。)
今年に入ってから、国際大会で負けている相手は、7月のT2ダイアモンドという大会で日本人の加藤美優選手に敗れた以外は、全て中国選手です。
中国選手以外の選手には負けない安定感があります。ちなみに今年の対中国選手の戦績は、4勝9敗と少し負け越しています。
(昨年は、12勝8敗と中国勢に勝ち越しており、2018年6月のジャパンオープンでは女子シングルス準決勝で、中国の陳幸同を0-3の状態から逆転勝利、決勝では同じく中国の王曼昱に勝利して優勝しました。更に、11月のスウェーデンオープンでは、準々決勝で1-3から劉詩文(当時の世界ランキング6位)に逆転勝利、準決勝も逆転で丁寧(同2位)を4-2で勝利し、決勝では、当時の世界ランキング1位 朱雨玲(23歳)を4-0のストレートで下し優勝しています。)
中国選手に対して、これだけの勝利を挙げているのは、とてもすごい事だと思うのですが、今年は、優勝や上位進出まであと一歩のところで、中国選手に阻まれてしまっているというところです。
4月に開催されたブタペストでの世界選手権3回戦で中国の孫穎莎選手に敗れた時に、「これだけ練習してもまだ・・・」という伊藤選手のインタビュー記事を見て、私も本当に切ない気持ちにもなりましたが、一生懸命応援しますので頑張ってほしいです。
テレ東さんの卓球チャンネル(youtube)で、卓球の国際大会のライブを見ることができる(テレビ東京さん大感謝です!!)ので、伊藤美誠選手の試合は、かかさずライブで観戦して応援しています。
一番直近ですが、8月のブルガリアオープン、チェコオープンとも、ライブで観戦して応援しました。両大会とも中国の陳幸同選手に惜しくも敗れてしまい残念でしたが、次回の国際大会では、是非リベンジを期待しています。
そして、日本代表としてオリンピックでの活躍を期待しています。
最近の伊藤選手の戦績
※中国選手との対戦のみ抜粋
〇2019年3月カタール・オープン(ベスト8)
準々決勝:伊藤美誠0-4丁寧(中国)(10-12,10-12,4-11,8-11)
※優勝は、王曼昱(中国)
〇2019年4月世界卓球選手権大会ブダペスト大会(ベスト32)
3回戦:伊藤美誠1-4孫穎莎(中国)(6-11,9-11,9-11,15-13,2-11)
※優勝は、劉詩雯(中国)
〇2019年5月中国オープン(ベスト4)
1回戦: 伊藤美誠4-3王芸迪(中国)(12-10,11-7,10-12,7-11,3-11,11-9,11-7)
準決勝:伊藤美誠1-4王曼昱(中国)(10-12,10-12,11-5,11-7,11-6)
※優勝は、王曼昱(中国)
〇2019年6月香港オープン(準優勝)
2回戦:伊藤美誠4-0孫銘陽(中国)(11-5,11-7,11-9,11-5)
決 勝:伊藤美誠0-4王芸迪(中国)(3-11,7-11,5-11,6-11)
※優勝は、王芸迪(中国)
〇2019年6月プラチナ・ジャパンオープン(ベスト32)
1回戦:伊藤美誠2-4顧玉婷(中国)(11-7,7-11,8-11,9-11,14-12,10-12)
※優勝は、孫穎莎(中国)
〇2019年7月韓国オープン(ベスト8)
準々決勝:伊藤美誠0-4王曼昱(中国)(7-11,7-11,4-11,8-11)
※優勝は、陳夢(中国)
〇2019年7月オーストラリアオープン(ベスト4)
準々決勝:伊藤美誠4-2李佳燚(中国)(9-11,11-9,16-14,11-9,11-8,11-5)
準決勝:伊藤美誠3-4丁寧(中国)(3-11,11-8,4-11,11-8,9-11,7-11,8-11)
※優勝は、孫穎莎(中国)
〇2019年7月T2ダイヤモンド
1回戦:伊藤美誠3-4加藤美優(日本)(11-4,4-11,10-11,4-11,5-1,5-1,4-5)
※優勝は、朱雨玲(中国)
〇2019年8月ブルガリアオープン(ベスト4)
2回戦:伊藤美誠4-0范思琦(中国)(11-6,11-7,11-9,11-5)
準決勝:伊藤美誠3-4陳幸同(中国)(11-6,4-11,7-11,11-9,11-9,6-11,7-11)
※優勝は、陳幸同(中国)
〇2019年チェコオープン(ベスト16)
2回戦:伊藤美誠2-4陳幸同(中国)(10-12,11-9,11-8,7-11,1-11,6-11)
※優勝者は、陳幸同(中国)
伊藤 美誠選手のプロフィール
伊藤 美誠 18歳(生年月日 2000年10月21日 )
血液型:O型
所属:スターツSC。
世界ランキング:8位(2019年8月時点)※最高位は5位(2018年1月時点)
友人、ライバル:
平野美宇(静岡県沼津市)とは、同じ静岡県出身の幼い頃からの友人、ライバルである。5歳の頃からダブルスペアを組んでおり、「みうみま」の愛称で、2014年には史上最年少(13歳160日)でワールドツアー(ドイツオープン)、ワールドツアーグランドファイナルで優勝した。
また、同学年の早田ひなともダブルスペア(「みまひな」)を組んでおり、ワールドツアー、世界選手権でメダルを獲得するなど活躍している。
【選手情報】
グリップ:シェークハンド
ラケット:アコースティックカーボン
フォア面ラバー:ファスタークG-1
バック面ラバー:モリストSP
シューズ:WAVE MEDAL SP3
戦型:右シェーク攻撃型
※出典「卓球ナビ」
https://takkyu-navi.jp/player/detail/49
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